CONTACT
雨の葛城山お泊まり保育。
歩く予定だった時間をロープウェイに変更して、さぁいこう‼️出発。乗り物の中では、自然と小さな声になる。道中は、誰が先頭か子どもたちは意識を散りばめながら歩く。
霧がかかった森の中は、言葉では表しきれないセンスオブワンダーの世界から、辺りはすっかり夜の世界へ。
すすきがゆれる。虫の鳴き声。誰かが、「竜の巣」だとつぶやく。
風と共に、霧が表れては消えていく。皮膚にあたる霧が、通り過ぎる度にひやっとする。
「わぁぁぁ」まるで竜の巣の中に迷い込んだように包まれる。
葛城山のトカゲから手紙が届く。「みんながくるのを待っていたよ」「応援しているよ」森の神秘さに目を輝かせる子どもたち。
言葉にならない体験をみんなと分かち合えた時間。
子どもたちの心に刻まれた。見失わないようにしたいな。