べんがら染めと泥団子

べんがら染料の原料は土!
「みんなが毎日遊んでいる里山の土を染料にするよ~♪」

教えてくれたのは、どんぐりの元スタッフ、安曇野のべんがらアーティスト あや先生

厳選した土をふるいにかけるあや先生の後ろ姿を見ながら…子ども達が毎日やっている、泥団子やとろとろチョコレートのさら砂つくりと同じだな…♪

違うのは、使っているふるいの細かさだけ

そこから乳鉢でさらに砂を摩って、茹で大豆をミキサーで撹拌して、摩った土に混ぜて染料出来上がり!

乳鉢の底に溜まった、いつもよりもっともっと細かい粒子の砂に、小さな指を真剣な眼差しでそっと埋める
「おぉ~!!さっらさら!触ってるのに触ってない、すごっ!」「 秘密基地の砂と 広場の砂、色が違う!」「他のとこの土でもやってみたい!」

土の湿り気、乾燥、粒子の質、色、ふるいの使い方、砂の落ち方、泥団子を握る手の力加減

言葉では伝えきれない「感覚」と「技術」の学びが日々の「 土遊び 」の中にある
その技術がべんがら染めという伝統工芸に繋がる

遊びが繋がる、遊びが根っこ

土のある生活…遊びも、技術も、科学も、生命も、芸術も、全部土からはじまってる!おぉ~!

きれいに染まったハンカチが風に揺れる
焚き火を囲んで、あや先生のウクレレと透き通った歌声が里山に優しく響く♪

「土」奥深い!やっぱり子どもは土で遊ばせたい
あや先生、新たな気づきをありがとうございます✨

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